先日のソーシャルセキュリティーカードの更新に続き、運転免許証の更新に行ってきました。
マサチューセッツ州ではRMV(Registry of Motor Vehicles)で更新を行います。
州外の人と話して知ったのですが、他州ではRMVとは呼ばず、DMV(Department of Motor Vehicles)と呼ばれています。RMVはマサチューセッツ州でしか使われていません。
余談ですが、マサチューセッツ州はStateではなく、英語でCommonwealth of Massachusettsと表記します。他にペンシルベニア、ケンタッキー、バージニアも同様にCommonwealthです。表記は違いますが、Stateとの違いはないそうです。
こういう、他とは違うんですマインド、すごくマサチューセッツっぽい。
なお、私は既にReal ID(有効期限は来夏)を有しており、氏名と住所の更新となりました。
Real IDは運転免許証やステートIDに適用される偽造や不法移民防止の為、連邦政府が発行基準を定めた、スタンダードIDより厳しい基準のもとに発行されるIDです。
2025年5月7日以降、原子力発電所や連邦の施設またはアメリカの国内線を乗るときに提示するIDで運転免許証を用いる場合は、Real IDを提示しなければいけません。しかしこれ、コロナの影響などもあり、施工日を何度も延期しています。果たして、いつが最終的な施工日なのか。
また、以下のマークがないものはReal IDではありません。
アポイントメント作成
アポイントメントの作成方法はよく変更されるのですが、2024年春時点の方法は以下の通り。
RMVのサイトから予約/キャンセルをする→個人情報の入力→カテゴリー選択(MAライセンスorステートID保有者)→サービス選択(更新orReal IDへのアップデートor氏名変更orステータス変更)→提出
その後、RMVからEメールで日時の予約用のリンクが送られてきます。
オフィスを選択後、日時を選択します。人気のオフィスは3週間以降の予約になりますが、直前でキャンセルが出ることもあるので、翌日の予約が取れることもあるようです。
必要書類
必要書類はRMVのサイトに一覧表があります。
当日、RMVでの様子
当日、指定されたRMVへ。セキュリティーチェックはなく、予約ありのレーンに並びました。目的と氏名、携帯番号を言って、受付番号を受け取りました。アプリケーションフォームは事前に用紙して行かなかったので、その場で記入しました。
私の前に10人ほど並んでいましたが、窓口が多いこともあり10分も経たずに呼ばれました。担当は陽気なラティーノレディー。
氏名変更用に結婚証明書と裁判所からの氏名変更の原本を提出。また、今の運転免許証と新しく届いた氏名変更済のソーシャルセキュリティーカードも提示しました。書類はスキャン後、全てその場で返却されました。
住所変更用に、アパートメントのリースコピーなど持参しましたが、これらは提示を求められませんでした。州内の変更であったことと、既にReal IDを有しているからとのことでした。
新しい免許証用に写真撮影をして、$25をお支払い。テンポラリーの紙の免許証を受け取り終了しました。正味20分ほどの滞在でした。新しい運転免許証は10日ほどで到着するようです。
私がボストンに来た2013年にステートIDを取得した際、予約の制度がなく先着順だった為、数時間待たされるのが常でした。今は予約制度のお陰で待ち時間少なく快適になりました!