アメリカで交通事故にあったらどうする?歩いていたら後ろから車に轢かれました。

ボストンライフ

こんにちは、Emmaです!

突然ですが、昨年横断歩道を歩いていたところ、突然車に轢かれました。

まったくの想定外の出来事すぎて、予備知識がなく後から後悔することがあったので、このまとめを今後の参考にしてもらればと思います。

 

事故当日

当日の状況

とある平日の午後6時過ぎ、信号のない十字路の横断歩道を歩いていると、左折してきた車に後ろから追突されました。

帰宅中の人がそこそこいたこともあり、スピードはそんなに出ていなかったのですが、右腿を地面に打ち付け道路に倒れこみました。

一瞬何が起きたのか分からず、目が点に。

すると運転手(高齢の女性)が謝罪と確認にきました。

足の痛みで動けなかった私を周りの人が介助してくれ歩道まで運んでくれました。

 

現場検証

どなたかが911に連絡をしてしてくれたので、あっという間に救急車と警察が到着しました。

運転手は路肩に自身の車を停め、警官と話していました。

この時運転手はその場に残ったので良かったのですが、そうでない場合は携帯などでナンバープレートを撮影しておくことをおススメします。私の場合、通行人が念のため撮ってくれていました。

また、今後裁判になった時などに備え、目撃者を確保しておきましょう。

911への連絡後は、車のナンバーや相手の連絡先、運転免許証、保険の控えを写真などで必ず控えておきましょう

 

救急車で病院へ

救急隊員が即座に対応し、救急車の中へ。

IDの提示を求められ、隊員から怪我の具合、車のスピード、普段使う病院などを聞かれました。その後は救急車で病院へ運ばれました。

 

後日

Police Report

交通事故にあったら必ず必要なのが、Police Reportです。

Police Reportには、事故が起きた場所や日時や被害者加害者の情報などが記載されています。私はすぐに病院へ運ばれたのでその場では受け取れませんでした。後日、管轄の警察に連絡し送ってもらいました。

出来れば事故当日に警察から直接レポートを受け取りましょう

 

Injury Lawyer

交通事故を専門に扱っている弁護士をInjury Lawyerと言います。事故後の交渉は素人には難解なので、専門の弁護士に対応をお願いしましょう。

弁護士と契約をすると、加害者やその保険会社に被害者が直接連絡することはありません。必ず、担当弁護士に連絡し指示に従いましょう。

弁護士にはPolice Report、全ての領収書を提出します。領収書はどんな少額でも必ず残しておきましょう。

保険会社や病院から請求書が届いたら、弁護士に自分が支払う必要があるのか確認を取りましょう。

仕事の範囲によりますが、相場として、賠償金の33.33%~40%が弁護士の取り分になります

 

怪我の写真やメモを残しておく

患部の様子や使用した器具を写真で残しておきましょう。弁護士が交渉に使います。

また、事故から時間が経つと経緯がおぼろげになりがちなので、詳細はメモをして弁護士と共有することをおすすめします。

私の場合、ERで骨折の診断がおり、その後手術→フィジカルセラピー(数回)と、弁護士が相手の保険会社に交渉を始めるまでに数か月を要しました。

いつどこで何をいくら支払ったのかなどのまとめは、後日請求書の確認などに役に立ちました。

 

Paid Family and Medical Leave (PFML)

労働者本人の病気や育児、家族の介護などで就労が難しい場合もあると思います。

そのような時はマサチューセッツ州ではPaid Family and Medical Leave (PFML)(有給家族医療休暇)の制度があるため、該当する方は確認をしてみてください。

 

まとめ

交通事故にあったら、Police Report、加害者の情報、目撃者の確保、怪我や器具の写真、事故とその後の詳細のメモを用意し、Injury Lawyerにお願いしましょう。

私の場合、結局足を骨折しており手術をしました。全ての治療が終了してから弁護士と保険会社の交渉が始まるので、私は賠償金を弁護士経由で受け取るまでおよそ1年を要しました。長期戦となることも覚悟した方がいいかもしれません。