私が住んでいるテキサスでは、2021年2月中旬の氷嵐「ウリ(Winter Storm Uri)」により大規模な停電と断水が発生しました。
期間は2021年2月10日頃から2月27日までで、約450万件以上の家庭と事業所が停電。ピーク時には400万人超が影響を受けました。多くの地域で給水システムが停止し、生活用水も大幅に不足。報告された死者数は少なくとも246人(最小値)から最大702人までと推定されています。
と言うわけで、停電や断水に備えて防災グッズを揃えてみました。断水と停電の期間は1週間を想定しています。今回はアメリカ国土安全保障省(DHS)のサイトを参考にしました。
基本的な災害用品キット
水(一人当たり1ガロン/日、数日分、飲用と衛生用)
我が家は4人家族なので、4ガロン/日x7日=28ガロンとなります。ガロンサイズだけでなく、500mlサイズと合わせて用意しました。水に賞味期限はないようですが、1~2年を目安に買い替えた方がよいそうです。
食料(少なくとも3日分の保存食品)ミールキットは以下のサイトのような物を含め、缶詰やアルファ米(米のデンプンを加熱後、急速乾燥させたもの)も用意しました。
アルファ米はDAISOでも手に入りました。
https://www.onisifoods.co.jp/products/list.html
2週間や4週間などの長期向けの食事が用意されているパッケージもあります。
https://www.mypatriotsupply.com/collections/emergency-survival-food?view=sl-4374EA30
ラジオ:充電式のラジオでNOAA Alert(国立海洋大気局が運営する 24時間体制の気象・防災情報ラジオ放送システム)に対応しているもの。
フラッシュライト:上記のラジオにもついていますが、単体の物もあると便利です。
ポータブル電源:容量の目安は以下の通り。
最低限(スマホやライトだけ)の場合→300~500Wh
中程度(小型家電、PCなど)の場合→500~1000Wh
大型家電も(冷蔵庫など)の場合→1000~2000Wh以上
我が家は携帯やラジオの充電が主な使用方法となるので、300Whほどのものを購入しました。ソーラーパネルも付属品として購入したので、実際は300Wh以上より長く使える予定です。
その他の基礎グッズは以下の通り。
- 応急処置キット
- 笛(助けを求めるために)
- 防塵マスク(汚染された空気をろ過するためのもの)
- ビニールシート、ガムテープ(シェルターの固定用)
- 湿らせたタオル、ゴミ袋、ビニール紐(個人の衛生管理用)
- レンチまたはプライヤー(公共施設の電源を切るため)
- 手動式缶切り(食品用)
- 現地の地図
- 携帯電話(充電器、予備バッテリー付き)
追加の防災用品
卓上ガスコンロ:ガス缶も用意しています。これで温かいお茶が飲める…かも?炊き立てのご飯が食べられるかも?
現金:念のため金庫に一定額を保管しています。
ポータブルトイレ:脱臭剤や使用済のもの入れておく袋も併せて用意しました。
どこで揃える?
基本はAmazonで揃えましたが、他にもDAISOで笛や臭い対策用の袋など用意しました。他にもキャンプ用具専門店などで質が良く、コンパクトな製品が揃います。
以上、いつ来るか分からない災害に事前準備をしていきましょう!