2024年末、アメリカのアラバマ州で第二子となる女児を出産しました。
第一子の時の出産の様子は別記事に書いてあるので、そちらをご覧ください!この記事では第一子の時とは異なっていた点を中心を書いています。

第二子の妊娠中の時の様子はこちらをご覧ください!

Epidural(硬膜外麻酔)のタイミング
一人目も二人目も共に無痛分娩でした。一人目の時は子宮口が4㎝くらいの時に打ちましたが、全開になるまで8時間、それからいきみが3時間。空腹の中とても辛かったのを覚えています。なので、今回は子宮口が6㎝開くまで待ちました。経産婦だから進みも早いだろと思ったのですが、全開になるまで6時間かかりました。。ただ今回はEpiを入れる前に飲食をしたので、だいぶ体力に余裕がありました!
今回はおじいちゃん麻酔科医が処置をしてくれました。所要時間はおよそ5分。痛みはほぼなく、さすがベテラン!と言った感じでしたが、第一子の時より効きが弱く、陣痛は常にうっすら感じてました。
IUPC (子宮内圧カテーテル)
今回の出産ではEpiduralの約30分後にIUPCを挿入しました。IUPCは子宮収縮の回数と頻度を推定するために使用するものです。既に麻酔が効いていたので挿入に際し、痛みはありませんでした。同時に尿道カテーテルも挿入しました。
子宮口が全開となり、いきみを開始する直前にIUPCと尿道カテーテルを外しました。
低出生体重児とスクリーニング
娘は2495gで生まれ、アメリカでも低出生体重児でした。NICUに入るかなと思ったのですが、特にそういうことはなく初日から母子同室でした。
産後翌日の聴覚スクリーニングは片耳パス出来なかったため、翌日も行われました。パスしなかった方の耳が下になるように、頭に少し傾斜をつけて寝かせたところ、翌朝には耳から何か出たようで、シーツが少し汚れていました。そのお陰か、無事パスすることが出来ました!
娘は小さく産まれた為、聴覚スクリーニングに加え、産後すぐの血糖値の確認とカーシートテストをしました。
Car seat test
Car seat testはカーシートの中で新生児が正しく呼吸が出来るかを確認する検査です。所要時間は90分で、退院時に使う自分達のカーシートを使用しました。子が産まれて24時間以上が経過し、かつ、十分な量のミルクが飲めていれば検査可になります。
検査の対象となる新生児は以下の通りです。
- 35週または36週に生まれた子
- 2500g未満の子
- 低酸素血症や呼吸に問題がある子
看護師が検査の間、ずっと部屋にいる必要があるため、人手に余裕がある夜に行われました。こちらも無事一度でパスしました!
LDR室と病室と食事
LDRの様子。配偶者だけでなく、子供の立ち合いも可能の病院でした。
病室の様子。配偶者の宿泊は可能。子供の宿泊は不可ですが、朝から夜までの滞在は可能でした。
手前にトイレがあります。
この病院ではお祝い膳が出ました!と言っても、通常メニューにデザートと瓶のWelchが追加されたもの。でも気持ちが嬉しい。
こちらは通常メニュー。全て完食しました!
入院期間
日本より退院までの期間が短いアメリカ。
第一子の時は、月曜日早朝入院→月曜日の夕方出産→水曜日正午退院。
第二子の時は、木曜日早朝入院→金曜日の早朝出産→日曜日正午退院。
第二子の時は陣痛がない状態で破水からの入院だったので、陣痛が始まっていた第一子よりも時間がかかりました。母子ともに問題がなかった為、基本の48時間を目安の退院となりました。
子宮脱
産後ですが、軽度の子宮脱になりました。産後の4~6週の健診でその旨を伝えたところ、エストロゲンの軟膏を処方してくれました。直接膣に塗り込むタイプ。効果があったように思います。
以上、アメリカで第二子出産のときの様子でした。